日本基礎医学の弱点
- fusizaki
- 2018年12月14日
- 読了時間: 2分
今回日本基礎医学者の弱点について書きたい。このブログで不老研究に興味を持ってくださる方がいれば私にとってこれほど有意義なものはない。しかし、日本人研究者の弱点を知ることで不老研究を日本で行うか海外で行うのかどちらが良いか明らかになる。日本人研究者は優秀だ。それは近年のノーベル賞連発を見れば一目瞭然であろう。しかしながら、がん免疫を含むほとんどの研究でトレンドという面においては日本人は遅れをとっている気がする。生真面目に長く同じテーマを取り組む姿勢を悪くいうことはないが、日本人の多くの人が持つ古きやり方への固執が悪しき風習へとつながっている気がする。具体的には研究が業績で評価されずに、コネや努力といった最低限必要なものの相対値でポジションやお金が動いている状況が見られる。海外では若くても優秀な研究者がラボヘッドとなり自立するが、日本人研究者は年齢さえ積めば、ある程度の評価を集める傾向がある。そういったラボヘッドの存在は、若い研究者へも間違った研究の進め方やボスの無知を強いる傾向にあると思われる。若者の自由な発想 (不老研究がしたい) などは具体案がないと潰されるが、果たしてこの状況で良いのであろうか。私自身考えることとして海外でも自身の能力が通じると考える人は海外へ行き、日本の風習そのものを変えてやる!ライバルのいない日本の不老研究こそが穴だ!と考える人こそが日本での不老研究をするのにふさわしいと勝手に考えている。
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