日本人研究者の特徴
- fusizaki
- 2018年11月6日
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日本人研究者が海外の研究者と比較して大きく劣っている点がある。不老研究に限らず、基礎医学研究はアメリカ・ヨーロッパなどのラボは日本人よりも研究時間が短いにも関わらず、効率的に結果を出している。ではその差は何なのであろうか?それは日本人誰しもが持つ安定思考が第一にあると考える。最近ネット上でこの様なアンケートを見た「生まれ変わったら何の仕事をしますか?」結果見事第一位に輝いたのが研究者である。しかしながら、日本において研究者の数は相当少ない。その理由が、研究者という職に対するイメージであろう。「成功すれば好きなことを研究して楽しく人生を遅れるが、失敗するとどうなるかわからない。」そういった漠然としたイメージに騙されやすいのも日本人の特徴であると言える。確かに研究者は自身の研究がうまくいかないと出世できない可能性はある。しかし、近年では日本人研究者の数が減少するとともに、バイオ事業の成長による製薬企業での需要増加やポスドクの就職見直しなどによって、就職先がなくなる可能性はほとんどなくなったと言っても過言ではない状況だ。若者が研究者を積極的に目指していける環境づくりもまた重要な取り組みであるだろう。日本における老化研究は世界でも進んでいる。日本で老化研究を行う若者が増えていくことは、老化研究の更なる推進力となり、日本の大きな武器になることは間違いないだろう。
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