日本の臨床試験の現状
- fusizaki
- 2018年9月7日
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不老社会の到来の中で避けて通ることのできない道が社会政策である。
私はこれまで研究による不老技術の開発における問題点をいくらか列挙したが、たとえ不老の技術が確立したとしても、社会で出回るには大きな問題が複数存在する。その内の1つが臨床試験である。日本の臨床試験は10年100億かかると言われており、時間面費用面共に莫大なお金が必要である。お金だけでいうと100億円というのは大手製薬会社でなくては払えない額であろう。その一方で、大手製薬会社は基礎研究者との連携なしでは、新薬開発は難しい。この現実があるために、新薬開発は日本では非常に困難である。世界レベルで見ても同様の現象が生じている国は多く、今後臨床試験のあり方について金銭面および時間面で見直す必要性もあるのではないだろうかと思う。
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